『バスケのための食事術』とは
バスケットボールで活躍したり上達するためには土台となるカラダづくりが欠かせません。
カラダづくりの基本中の基本である食事。
知っているようで知らない、分かるようで分からない、そんな食事の悩みを解決し、より成果を上げるためバスケを頑張りたい人やその頑張りを食事でサポートしたい人に向けた、BASKETCOUNTが手がける連続コラムです。
第一回目となる本記事では自己紹介をはじめ、バスケのパフォーマンスアップにおける食事の大切さを解説します。
以降は各回のテーマに基づき、連載を行っていきます。
筆者自己紹介
輿石 佳奈 (こしいし かな)
BASKETCOUNT YAMANASHI STAFF
管理栄養士
BASKETCOUNTのスタッフでありながら、WJBL『山梨クィーンビーズ』の専属管理栄養士も務めています。
バスケットボール選手の練習後の補食作りや、遠征時の食事管理やアドバイスがメインの活動です。
他競技のアスリートにも個別に食事のアドバイスも行っています。
バスケのパフォーマンスを左右する食事
前述の通り、バスケのパフォーマンスアップ(上達)に必要なのは練習や筋トレだけではありません。
パフォーマンスは食事で決まると言っても過言ではありません。
体は『自らが選んで、口にしたもの』で出来ています。
より効率よくパフォーマンスを向上させるためには食事の内容や質を重要視し、取り入れて行くことが必要です。
重要となる”パフォーマンスピラミッド”
もっと具体的に、食事が大切な理由を教えてくれるのがこのピラミッド(三角形)イメージです。
このパフォーマンスピラミッドは、最終的にスキル(技術)を上乗せするために土台となる要素を分かりやすく可視化したものです。
例えばドリブルの技術やシュートの精度を高めるワークアウトはパフォーマンスやスキルの要素ではありますが、実際の試合ではディフェンダーからのプレッシャーやコンタクトがあります。
試合の中でスキルを発揮するためには土台が安定していること=戦えるカラダが必要なのです。
次回からは
冒頭でも説明したように、バスケのパフォーマンスは食事で決まると言っても過言ではありません。
では具体的に何を意識するのでしょうか?
次回からは食事の基本となる【主食】【主菜】【副菜】についての分かりやすい解説からはじまり、より専門的な部分までを連載という形でお届けします。